緩み、疲れ、無理しないこと
高校以来の友人と銀座でお茶している時に、
「日本でしたかったこととかある?」と聞かれた流れで
「日本にいると歩きスマホできるのがいいよね」
と言ったら、歩きスマホしている姿を写真に撮ってくれました。
後日、彼女が写真教室でそのことを説明したら、教室の人に
「彼女は日本では緩みを求めているんじゃないか?」
と言われたとのこと。
Photo by Mari Hamano
まさに。
要はカメルーンにいた時は、ただでさえ目立つしお金を持っていると思われる外国人は、安全面に最新の注意を払わなければならず、ダラダラ歩きスマホするなんてもっての他。どうしても外でスマホ確認した時は周囲を見渡して安全そうなところで一瞬だけカバンから出して、さっと確認してカバンに戻す、ということが必要だったわけです。
だからそんなに気を使わないで歩きスマホできるのは、緩さの象徴。
※歩いている時は周囲に注意し、スマホに集中しすぎないようにしましょう。
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ところで、しばらくしたらまたアフリカ生活なのですが、この一カ月は勤務先のNGOの日本事務所に平日毎日出勤しており、日本にいます。
日本だから、緩さを求めているものの、
なんかやけに疲れる…
職場ではまだ緊張もあり、学びの連続で「疲れた」なんてもちろん思わないけれど、夜とか土日とかぐったり。
新しい勤務先だとか、毎朝のちょっと遠めの通勤だとか、長引く時差ボケとか、そういうもので疲れているのかなと思うものの、なんとも力があと一歩出ませぬ。
カメルーンで、特に首都から離れてドゥアラという都市にいた時は基本一人でやることがあまりなく、日本に帰ったらあれもこれもやりたい、いろんな人に会いたい、と思っていたのに…
できたらまる一カ月くらい家の中にいたい。
そんな感じで、体力気力がなくなってきていてどうしたものかと思っていた時に、写真を通した「緩み」という言葉を聞いて、
あー日本に帰ってきて気が緩んだから、疲れがどっと出たのかな。
と思いました。
そういえば小さいころから、幼稚園や学校が休みになった途端に水疱瘡にかかったり、風邪ひいたりしたな。
あともう一つ、落ち着かないから疲れる、というのも大きいと思います。
次新たにウガンダで仕事するけれど、また初めての場所で、初めての人たちとどんな風になるかまだ想像できず、渡航準備や日用品の買い物、コツコツと荷造り等、日本にいるというか「一時帰国」という感じ。
カメルーンでも、首都ヤウンデとドゥアラを行ったり来たりで、そのたびに荷造りしていて、その直前も日本には三週間いただけで、その前はNYから全部の荷物持って大移動でした。だから、なんかずっと荷造りしている気がする…
NY生活二年目に買った大きな青いスーツケースもだいぶ味が出てきました。ちなみにこれ、大容量なのに軽くて丈夫で気に入っているから、今回もう一つ同じのを買いました。Samsonite のアスフィアというシリーズの一番大きいやつ。ギチギチすぎないように全体に詰めて、ちょうど23㎏くらい。今後はこれ二つ体制で移動します。
つまり、動き続けているから見えない所で疲れが溜まっているのかな、と思いました。友達とか会いたい人はたくさんいるし、本当はもっと土日とか夜とか外に出てアクティブに頑張りたいという気持ちもあって、
「私はもっとできるはず。前はできたし。それにせっかく日本に帰って来てるんだし」
と思ってしかるべき。
でももはやそういう考えで頑張るタイプでは no more ないので、休みます。
今一番重要なことは新しい職場にしっかり出勤して仕事を集中して身に着けることですし。
なので連絡したいような人にもあえてこちらからがつがつ連絡していないけれど、みんなに会いたいのは事実で、何か会合がある時とかは一応声かけてもらえると嬉しいな、とか、人任せなコメント…
次はしばらく一つの所にいる予定だけれど、出張は多いし、やはりこういう仕事している以上「落ち着かない」のはつきものです。
こういうのが合っているのかどうかはまだよくわからず。
まあいずれにせよ、実際赴任したらアドレナリンが出るだろうし、仕事が忙しくなってきたら疲れていようがなんだろうが、頑張るのですが。
そんな時でも体調管理はプロとして大事で、無理し過ぎないという心がけは続けます。
これ、ウガンダでのここぞという時用に買ってみた。効くかな。
最後に、写真を撮ってくれた友人もブログをやっていて、本当に素敵な写真と情報満載なのでぜひ覗いてみてください。
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追伸:ちなみに、誰にも声かけられずに歩けるというのも日本で満喫しています。これは緩みに大きく関わります。
(参考記事)