ウガンダ観光:クィーン・エリザベス国立公園
この前、友人たちと一緒にウガンダの西部、クイーン・エリザベス国立公園に行ってきました。すごく楽しかったのでご紹介!
まず一日目、カンパラで早朝ピックアップしてもらって、約7時間かけて車で向かいます。
通り道に有名な赤道ポイントがあって、でも赤道っていうのは線でウガンダ内を横に走っているのに、赤道ポイントってなんなの?と常々懐疑的だったんですが、やっぱり写真は撮っておきました。
赤道の上と下で、水が渦巻く向き(時計か反時計か)が変わるらしい。トイレとかも良く見たらちゃんとそうなっているらしい。
国立公園に着いたら、まずは宿にチェックイン。Bush Lodge。宿泊するのはテントなのだけれど、中にベッドが二台ずつあって綺麗。
そして荷物を置いて、 Bush Lodge のすぐ脇の、Lake Edward と Lake George をつなぐ川をボートで進んで、水上サファリに繰り出しました。
とにかくカバがうじゃうじゃいる。最初見た時は「うわー!かば!大っきい!」となるのにその後はだんだん「あ、またカバだ」ってなってきちゃう。人間ってやつは・・・
1つの群れにオスのカバは一匹で、あとはみんなメス。子どもはみんなで守るから群れの真ん中に囲まれています。
ゾウもたくさんいて、集団で水を飲みに来ては帰っていくのですが、その中の一つの集団が川から上がる時、最後から2匹目のゾウが、上がろうと見せかけて、振り向いて、上がりかけていたゾウをまた鼻で川に押し戻してるのを目にして、ガイドさんが「ふざけあってるんだよ」って。
「や~め~ろ~よ~笑」
「きゃははは」
という声が聞こえてきそうだった。なんかゾウもそうなんだな、って。
ゾウは妊娠期間が24カ月らしい。大変。小ゾウはなんともキュートです。
あったかい気候で水の上でゆらゆら揺られて、動物の鳴き声や鳥の羽ばたく声に耳をすませてウトウトしたりもしつつ…
帰ってきて水シャワー浴びて、夕飯までビール飲みつつのんびり。
夜ご飯はコースで、前菜~スープ~メイン~デザートと一つ一つおいしかった。ワインと共に、こういうところでこんなの食べられるんだね!と大満足。
ナプキンがゾウ?
スープの後は暗くて写真がもう何撮ったかわからない
夜は、カバなのかなんなのかの、「グモ~~~」という声を聴きながらぐっすり。
動物にテントが襲撃されないように、ちゃんと一晩中見張りの人が立ってくれてるみたいでした。
そして二日目、朝6:00から朝食だから、テントから出たらまだ真っ暗で空には星がびっしり。しっかり食べて、今度は地上のサファリに繰り出しました。
サンライズ!!!
でも、なんだかライオン、キリン、シマウマみたいな動物がいなくて、今日の目玉もやっぱりゾウ。
ゾウのおしり、しわしわ
あとはバッファローとかアンテロープ、イノシシ、いろんな鳥など。
そしてこういう時に使うべきデジカメを家になぜか忘れてきたので、写真の質がおおむね悪いのです。
この一泊二日の日程で、宿泊や朝夜ごはん、カンパラからの送迎込みで一人260ドルでした。コンパクトな旅程で、ボートと地上サファリ両方あって、のんびりする時間もあって、カンパラからの足も心配することなく、ロッジも(シンプル最低限だけど)よかったから、とても満足です。
でも通常はクイーンエリザベスは二泊三日の行程が多いみたい?二泊あると、ライオンとかも見られる可能性が高いのかもですが、私たちが行った日は二日目の人たちもどうやらライオンは見られなかったとガイドさん同士のやりとりで聞きました。
※名前はゴリラツアーブッキングだけれど、ゴリラのツアーじゃなくてクイーン・エリザベス国立公園のツアーを予約。
どちらかというとマーチソン国立公園の方がライオンが見られる可能性が高い?というようなことも聞きました。でも結局は野生動物のことだから、タイミングが合うかどうかの話みたいです。あとどちらも首都から遠いのは同じ。
私は今回とにかく、友人たちとワイワイ言いながら、ゾウとカバをもう「めずらしいとも思わない」ってレベルでたくさん見られたのがすごくうれしかったです。
広大な場所でただただ動物を眺める時間って、他のものには代えられない贅沢さがある。目が良くなったような気もするし。
また行きたいな、一緒に行きましょう。
おわり