カメルーン生活:お札がくさい
カメルーンでは、CFA(セーファフラン)という通貨を使っていて、中部アフリカ六カ国(カメルーン、中央アフリカ、コンゴ共和国、赤道ギニア、ガボン、チャド)で共通の通貨です。
1EUR=655.957FCFAの固定レートなので、100cfa = 20円くらいと計算しています。
カラフルでかわいいお札なのですが、 日本やアメリカでは絶対に見ないような汚いお札によく出会います。
もちろん匂う!
六カ国共通だから、国境を越えてはるばる旅してきているお札もあるわけで。
いろいろな人の汗と涙とホコリと土と、その他いろいろなもの・・・
上の写真並みに汚いの(今私のお財布に入っている)を触った後は、とても手を洗いたい感じです。
こちら、200年前のお札です。
— 内藤俊輔@クラウドファンディング挑戦中 (@Naikel0311) 2017年11月19日
と、日本人に言っても信じる人いそう笑 https://t.co/cTEYtOfcoT
たしかに!笑
ちなみにこの内藤さんがTwitterで更新しているアフリカ漫画を読むのが最近の日課になっており、すごくおもしろいのでおすすめです。
#汚いお札選手権 へのエントリーもお待ちしています。
あと悩ましい(?) のが、両替所や、事務所から活動費等を頂く時は一番大きいお札の単位、10,000 cfa の単位で受け取るのですが(そうでないとすごい札束になってしまうし)、街中で10,000 cfa を受け取ってもらえないケースがたくさんあることです。
道端の食堂とか、タクシーの運転手さんに10,000 cfa 渡しても、まずお釣りがないと言われます。
日本だと、10,000円札崩すために数百円の買い物したりするの全然OKですが、ここだとそういうわけにもいかず…
タクシーに毎日乗って1,000とか2,000 cfa を頻繁に使うので、細かいお札を常に持っておくことが重要なミッションとなり、レストランや大きめのスーパーでは必ず10,000 cfa を出してお釣りをもらいます。
なのに、スーパーでたまたま会計が9,800 cfa とかになると「うあああ!」と残念。(1,000 cfa 札や2,000 cfa 札がほしかった・・・)
一方、例えば7,000 cfa のお釣りを 1,000 cfa × 7枚でくれたりすると、
Merci! Merci beaucoup! (大変ありがとうございます!)
という(こんなことで)一喜一憂っぷり。
お店で崩してください、と頼んでも普通してくれないのですよね。
だから、現地の人も細かいお札には困ることが多うのですが、商店の人とかタクシー運ちゃんとか、それぞれご近所同士で助け合って補っている感じです。
一日に5,000 cfa (約1,000円)も使わない人がたくさんいるのだろうから、
「なんで10,000 cfa (約2,000円)のお釣りすらもらえないのか!」
なんて怒ってはだめですね。
日々のコツコツ細かいお札をためる活動が重要です。
終